学生時代、年始用のおもちをパック詰するアルバイトをしたことがあります。近所のおもち屋さんです。
正社員の方が日中作業して、帰るころに私たちバイトが出勤して、翌朝早朝まで働きます。
私たちが帰るころに正社員の方が出勤して、と、ほとんど休みなく工場を動かす仕組みです。
年始はかきいれ時だし、注文も殺到して、これくらいしないと生産が追いつかないのです。
アルバイトは年始までの短期で、深夜料金で割りがいいので始めました。
成型されたもちを決められたパックに乾燥剤と一緒にパッキングして、賞味期限シールを貼る、という作業を永遠に続ける仕事でした。
私は5日間くらい出勤したのですが、後半はもう体を引きずって出勤しました。当時まだ学生で、夜勤の経験が少なく体内時計が狂ってしまいました。
よかったことは、ワケありのおもちをたくさんもらえたことです。
少し形が悪かったりしただけで、味は普通のものです。そちらのおもち屋さんは地元で有名なお店で、大手の百貨店にお店を出しているようなお店です。
予約しないと正月はおもちが買えないくらいのお店なので、それはそれは美味しかったです。